「健康講話」で「婦人科の病気」に関するお話をすると、聞き手の女性の集中力が高まったり、メモを取る方も増えます。
これは何故かといえば、必要な教育をしっかり受けていないからだと私は思います 。
性的な情報は蔓延し、年端も行かない子供が、 SEXだけは一丁前に覚える時代ですが、知っていることといえば、 性病や妊娠に関するわずかな知識に過ぎないと言えるでしょう。
子宮頸癌についても、 生理が安定しないうちからSEXしたり、 複数と経験すればするほど、そのリスクが高まることも既に分かっている訳ですし、そういった「リスク」に ついても早い時期から説くべきだと思います。
もしそんな時間をしっかりと設けられるようになるのであれば、病気になるから気をつけなさい!という単純なメッセージだけではなく、子供を産むことの意味、 そのために与えられた(女性として授かっている) 機能につ いて、より正しい観念を植え付けてあげるべきではないか・・・そう思うのです。
もちろん、 親の役割が最も大きいことは言うまでもありませんが、教育現場の取り組 みとしても「非常に大きなテーマ」だと思います。
異常に行き渡ってしまっている性的情報と裏腹に、 女性自身が、 女性の身体について知識が足りていない…
もちろん、 男性はもっと疎いわけですが、私たち日本人は、「出産」をどう捉えてきたのでしょうか?
未来を支えていく「子供」の存在をどう捉えているのでしょうか?
ここに「しっかりとした大人の観念」が必要だと思いますし、 その観念が出来上がるような教育が施されていないのが何より大問題です。
それでいて快楽 (ストレス回避) だけを追い求めるような性的情報が氾濫しています から、何もかもとは言い過ぎですが、かなりおかしな方向に進んでいると思います。
「出産」「継承」を真剣に考えられない国になっていっている事実に愕然とするのです。
土台 (思想・観念)が間違っているところに、 安易に性情報が飛び交い、この先もいったいどうなっていくのだろうと案ずる他ない状況です。
このことは、 結果的に女性が身体を粗末に扱うことに結びついてしまっているように 感じます。
経済面も含めて、良いパートナーとのご縁があったらという話になりますが、 女性には子供を産んでもらわないと日本は沈没する訳ですから、 何も癌のリスクが高まるような実情 (小中高校生のSEX) を放置することも無いでしょうし、もっと望ましい教育を施して、身体を大切にしてもらい、元気な子供をたくさん産んでもらわねばなら ないのです。
若い人にも激増している 「子宮頸癌」などは、 間違った観念が作り上げた産物でしょ うし、「予防ワクチン」 が出来たからいいという訳でもありません。
タバコを大量に吸い、お酒を大量に飲んで、健康食品に頼るようなものです。
女性には男に無い 「多くの病気」があります。
凄く大切な役割を果たす部分だからこそ、相応に複雑であり、 様々な病気があるとも いえるでしょう。
出回っている情報は、 本当に必要なことより、あまり早いうちから広がりすぎないほうがいいと思われるようなことが多いように思います。
私たちが子供の頃から、 性教育については大間違いの連続(コソコソしていた)だっ た訳ですが、もっと「子孫繁栄」と真正面から向かい合わなければならなかったのだ と思います。
生まれてきた以上、 後ろに繋げていく役割を重く受け止めなければならないでしょうし、男女共に望ましい観念を持ち合わせた上で、 身体の違いを学び、 その上で「身 体」を大切にしなければならないことに気付くのかも知れません。
だからこそ、 身体をより深く理解する必要があると思いますし、 そんな意識が自然に 生まれるような社会でなければならないのかもしれません。
東北大震災に学ぶことが多々ありましたが、 人と人の絆、とくに家族の絆については、みなが深く考えさせられたことでしょうし、軌道修正の良いきっかけになってくれ ればと思います。
ケロイド状態になるはずのその右足が、言われなければ分からない程に沿っているのです。
