年を重ねていけば、自ずと肉を食べる量は減ってくるのだそうですが、若いうちはそうはいきません…。
何でもそうですが、偏って食べ過ぎたらいけない!
そんな中で、分かっていてもついつい食べ過ぎてしまうものの一つとして「お肉」があると思います。
どういう意味で食べすぎなのか?
という点では歯の話が関係します。
私達の歯(32本)の中で、肉を噛み引きちぎる歯は4本のはずです。
つまり全体の8分の1…ということは、食事の全体量の中でお肉は8分の1あれば十分、そういうことになるのでは…。
しかし現代は、全食事量の半分程度お肉を食べている人も少なくないのではないでしょうか?
- 牛に動物性飼料を与えて「狂牛病」
- ライオンに生の草を食べさせて「腸ねん転」
などと以前書いたことがありますが…
これは、歯の教えに背いた比率で食べ物(飼料含む)を食べた場合のマイナス事例です。
日本人も穀物や野菜中心の食事から大いに西洋化された食事に移行して、早50数年が経過します。
この間、生まれながらの身体障害が増え、奇病・難病を患う方も増えてきたといわれています。
これらは、肉食増大(過度な偏り)が一因ではなかったか?
諸説あると思いますが、決して全てを否定できるものではないと考えています。
わかってはいてもやめられない肉食中心の生活…そんな自覚(過度な偏り)がある方に、今日はブタと牛について少し考えていただきたいのです
牛、豚、鶏肉の一番大きな違いは、脂肪の質にあると思います。
牛肉の脂肪は他の肉よりも硬く、これは融点(溶ける温度)が高いことを意味します。
牛肉の脂肪の融点は40~50℃、豚では33~46℃、鶏では30~32℃といわれています。
口に入れたときに体温による脂肪の溶け具合と関係しているのでしょう。
この点から、牛脂肪の融点は高く、体に蓄積しやすいのではないか?と考えることができます。
こういった点からかは分かりませんが、豚肉が世界で消費されている食肉のうち、50~60%程度を占めるほどになっています。
豚肉には牛肉よりビタミンが豊富に含まれており、豚肉に含まれる脂は人間の体温に近く、36度前後の温度で溶けるとされているため、体に優しい食肉として日常的に使われているようです。
何事も偏って過度に食べると良くありませんが、肉好きで仕方ない人は牛に偏らず、豚さんをうまく取り入れていかれるといいかも知れません。
細胞が人間に近く、火傷などの皮膚移植にも重宝されているのが「豚」です。
様々な角度から見ても、牛より豚のほうが人間にとって相性がいいのではないでしょうか。
