以前、お肌の乾燥に対してできるだけ油入りの化粧品に依存せず、クラスター水(スプレー式)をまめに補給する方法をお話ししました。
角質層に水分を補給することでシワにもなりにくく、お肌も生き生きしてきますし、何より油分に依存しない方法ですから。
自己回復力を妨げずにすむでしょうから。
もちろん、どうしてもお肌の状態が厳しいときは油分にも頼らざるを得ないと思いますが、頼れば頼るほど化粧品の地獄スパイラルにはまってしまいますから。
自分の皮脂はいっそう退化し、よりしっとりする化粧品へとエスカレートを繰り返していくことになります。
そういったある種の【習慣性】に陥らないためにも、ぜひ、クラスター水の補給がんばってみてください。
さて、肝心のシワのメカニズムについてですが、専門用語で小難しく書くよりイメージしやすいかどうかが重要と思いますので、私なりの表現で行きたいと思います。
まず、仮の話ですが、お肌が厚さ1センチの【こうや豆腐】×2枚で出来ているとします。
その2枚の「こうや豆腐」は重なっています。
とすると、上の豆腐は空気に触れていますので、乾燥しやすいわけです。
だったら、下の豆腐からの水分補給があれば…
と、誰もが考えますが、時間と共に下の豆腐も水分不足に陥っていきます。
しかし、上と下を比べれば、下の豆腐の水分が多いのは確か。
そこで、豆腐が生き物だとしたら、乾燥しかかった上の豆腐は、自然に下の豆腐に近づこうとする訳です。
その時の近づき方ですが、豆腐全体が全面積一緒に近づくのではなくて、部分的に動いて下の豆腐に近づくと想像したら、みなさんイメージできますか?
例えば、5センチ四方の豆腐の真ん中が、下の豆腐に近づけば窪みが出来ますよね。
これが【シワ】ができる原理と似ていると思うのです。
つまり、表面の豆腐を乾燥させれば、下の水分が多いところに近づこうとする。
応用して考えてみましょう。
毎日強風にさらされるような猟師さんは表面の皮が乾燥してしまい、下の水分が多い部分(真皮)に近づこうとするので、溝の深い大きなシワが出来上がるわけです。
乾燥を防ぐこととシワには大いに関係があり、その防ぎ方にも、恒常性を損ないやすい短絡的な方法(油)と恒常性をできるだけ損なわず対処する方法があるということです。
エステの実態を書こうとしていたのに、今日もこんな話題に…
でも喜んでもらえるならこれもいいかもしれませんね。
表皮は水を求めて下に引っ張られる(溝=シワ)
