冬の寒さは当然美容にも影響を及ぼすわけですが、ここで短絡的にお肌に楽をさせると、あとあと響いてきますので正しく寒さ(乾燥)と戦っていきましょう。
お肌の乾燥を決める大きな要因は、自分自身の皮脂の量です。
お風呂から上がって15分経過しても一向に突っ張った感覚が取れない人もいれば、15分経過する頃には自身の皮脂の力で天然の皮脂膜が完成し、ツッパリ感が軽減される人もいます。
当然、この皮脂の量と気温には関係があり、
気温上昇=皮脂量増加
気温下降=皮脂量低下
となりますので、ただでさえ日頃から乾燥するという人は、この時期いっそう乾燥するようになってしまします。
だから、ここに大きな落とし穴があるともいえるわけで、化粧品を販売する側にとっては大きなチャンスの時期を迎えることになり、買う側にとっては行ってはいけない方向に行ってしまう時期でもあるのです。
もしも、この時期にとても、とても、しっとりするクリームのサンプルをもらったら…「うゎ~このクリーム凄~い!」と感じやすいわけですが…
それを使うことで今よりも自分の力が衰え、段階的にもっと、もっとしっとりするクリームに依存するようになるとしたら…それって大きな転落の起点ということですよね。
そんなスタート地点になる季節が秋冬です。
これらを頭入れて続きを読んでくださいませ。
お肌に油分を与えれば、誰しも「しっとり」感じるのは当たり前。
しかし、それに依存することによって自身の皮脂量がいっそう減少したら、もっと、もっと、しっとりするクリームを探さなくてはならなくなります。
だから化粧品屋さんは儲かりますし、そのメーカー数が1万社とも2万社ともいわれる訳です。
つまりほとんどの人が油分依存症になるということです。
だからこそ、儲かるのです。
特別な物のような印象を受けますが、街角で見かける奥様方に対して「あなた○○ホ○ン○○○○使っているでしょ?」とか「〇○ツー使っているでしょ?」などと判断が付くはずがありませんし、そこまでの差も生じないでしょう。
しかし使っている人が安心するのは使用感!すなわち、人工的な皮脂膜に満足し、肌老化が食い止められているように錯覚するからでしょう。
使用感は「売れる化粧品」の最重要ファクターかもしれません…。
しかし、使用感がいいだけでは、それが老化防止に繋がっていると言い切れないところが「化粧品の奥深いところ」。
ご自身が満足されているのであれば、それ以上何も申し上げるべきではないのかも知れませんが。
年齢肌のお化粧品を使用することで大変皮肉なことに、より順調に年齢肌になってしまうのではないでしょうか。
ということで、難しい問題も多々ありますが…
水溶性の保湿成分を含んだ低分子のミストシャワー(クラスター水など)を、たとえメイクの上からでもまめに噴霧なさること。
これが一番いいように思います。
多少のツッパリ感と戦いながら、それでいて「かさかさにならないように」そんな考え方があることをお伝えいたします。
食品から必要な栄養を補給するということなら分かりますが、中の機能が衰えて外に現れた現象を外から補正するのは大変難しいことです。
そう思いながら20年以上が経過しようとしています。
それにしても「年齢肌専用化粧品」って、実によく考えられたキャッチコピーですね。感心します。
