The President’s Thoughts

代表の思い

ここでは、この産業がどのように今に至ったか、法律が存在しない場所で何が行われてきたのか、
その結果、産業にどのような遺伝子が組み込まれ、今も悪い血液として流れ続けているのか、
昔話(実話)を通じ、未来に向けて何か感じていただけたらと思っています。

#エステ

2025.12.26

エステサロン後継者育成の課題!達人の技術を繋ぐ仕組み作り

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私はエステって職人芸だと思いますので、そもそも非常に伝承し難いものだと思います。

ましてや何百店もチェーン経営となると、本来のエステとかけ離れていくことは必然ですし、職人は職人でも、売り(販売)職人の集団が出来上がるだけだと思うからです。

 

長くこの仕事に関係してきた中で、本当の意味で「エステの達人」と呼べる先生を何人か存じ上げておりますが…この先生方の技術を全部伝承するということは、確かに難しいといわざるを得ません。

  • 見て判断し
  • 聞いて判断し
  • 触って判断し
  • 動かして(手技・機材・機器)判断する

これって多分に感性が含まれていますので、全部を伝承するには習う側にも相応の素養というものが必要になります。

もしその条件が整ったとしても、今度はその知的所有権とも言うべき技術をどのようなルール(対価など)で承継していくかという問題に行き当たります。

 

このような理由から、たいていの場合が身内への承継ということになるわけですが、これとて親の思い通りになるとは限りません。

親は凄くても娘は平凡!よくある話です。

 

エステ業界には客としての経験の少ない(というか経験が無い)インストラクターがたくさんいて、この方がたもエステ界では先生と呼ばれているわけですが…

現場でお客様と直接交わり、お金のやり取りをしてきた先生と比べると月とスッポン⤵です。

 

これらの先生方が悪いとは言いませんが、凄い先生方が承継なさりたいのは本物の技術なのです。

適当なインストラクターに任せて、サポートしてもらえるような問題ではありません。

 

これからも、店舗展開に必死なお店は都合のいいインストラクターを使いながら、ごまかし、ごまかし、サロンをやっていかれるのでしょう…。

 

でも私は、何とかして本物の技術者(先生)と、これから修業したいという向上心に満ち溢れた人を繋ぎ合わせたいのです。

 

せっかく本物のエステティシャンを目指したくても、入った会社いかんでは埋没していかざるを得なくなるのが実情ですから。

 

この仕事は本来、壷を作る名人芸と同じように独特の芸風があって当然だとも思います。

大量生産(多店舗)なんてできっこないのです。

 

お店が沢山(多店舗)あればとかく一般のお客様は安心なさいますが、通り一遍の技術は受けられても職人芸に出会うことは難しいと思います。

 

いっそのこと仕組みを作ろうかと考えているくらいですが、なんにせよ、凄い技術が受け継がれず、絶えていくことは産業にとっての損失です。

宣伝をうまくやったところが目立つのは当たり前ですが、地元に根ざし、根強いファンをたくさん持ち、堅実に経営されているお店もあるのです。

 

しかし、悲しいかな…そんな先生も年には勝てません。

足に腰に…業務の生命線である「手」にまで、不具合(腱鞘炎など)が及ぶようになるのです。

そんな先生をサポートする仕組み、真剣に考えてみようかな…などと思う今日この頃です。

 

エステは職人芸。

ボコボコ店を増やせるほど本来甘くはないはずです。

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