これまで、よろしくないサロン情報をいくつも書いてきましたが、そもそもどの辺りからエステ業界は歪んでいったのか、おかしくなっていったのか。
そんな回想をすることがあります。
数十年前、日本にエステが入ってきたときは、少なくとも今のように機械に頼り切るエステではなかったのです。
スチーム・吸引・導入・ブラシなどの基本的な機器以外ほとんどありませんでした。
それがいつしか【機械だらけ】になっていきました。
ご承知の方もいらっしゃるかと存じますが、エステの本場といいますとフランスです。
そのフランスでは、医者の次に地位が高いのがエステティシャン。
薬剤師より上に位置付けられているのです。
その理由は、相応の勉強をして、相応の技術を身につけているからです。
しかし、日本では国家資格でもなく、誰でも、いつでも、開業できてしまうという、無法地帯のまま今に至ります。
そんな無法地帯であっても【美容】に集まる関心が常に高いこと、加えて、誰でも参入しやすい産業であることから、次から次に新規開業希望者が入り込んできました。
このように、参入を容易にしてしまった要因は何か?
それが今日のテーマ【機械の店】の出現です。
その影には、よろしくない機器メーカーが存在しており、お金さえ出せば結果の出せる機械によって誰でもオーナーになれる!そんな甘い誘惑を繰り返してきたからです。
- 本当は小さな基盤
- だから小さくて済む機械なのに
- わざわざ大きな寸法の機械を作り
- 本当はとても軽い機械のはずなのに
- 底面に鉛を敷詰めて重量を重くする
高く売ろうとする作戦として、そんなことをしている機械も多々あります。
しかも、ろくにテストすらしていない機械を法外な値段で販売し大儲けをする‥こんなことが繰り返されてきました。
【軽自動車スズ〇ア〇トが100万円 VS 超音波の業務用機器が300万円】
どこからどう見ても、超音波の美容機器が300万円とは高すぎます。
※当時、医療機器メーカーが出していた同一機能の機械が30万でしたので、その法外さ(10倍の価格)をお解りいただけるでしょう。
アルトが100万円だとすればこの超音波の美容機はいくらが妥当なのでしょうか…。
- 部品はポロポロ取れてくる(外れる)
- 火傷する
- 中に【鉛】を詰めて重くしてある
ではいったいなぜ?こんなことがまかり通ってきたのかといいますと、エステは【技術試験】無しで開業できるからです。
だから機械に頼り、そして騙され、二次被害者として消費者が騙されてきた訳です。
もちろん、中にはいい機械もあります。
しかし、大半は出ては消えていく、未完成(未成熟)の機械ばかりです。
発売から3~5年経ったとき、どんどん人気が高まる(サロンから)機械こそが本物の機械でしょう。
素人目には機械設備が多いお店ほど、凄いお店と感じるかもしれません。
しかし、実際は逆のケースが大半です。
そこに頼るのなら、美容クリニックへ行かれることをお勧めします。
みなさん、これを機に少し見方を変えることも検討してみてください。
腕がないから機械に頼り、機械を揃える。
それでも美容器は医療器に勝てない…。
今後、あなたは「エステ」で技術料を払いますか?それとも機械の使用料を払いますか?
