2回に渡り炎症やニキビに関する話をしたところで、ふと…エステ恐喝未遂事件、の記憶が蘇ってきました。
ニキビのお手入れ契約に関する詐欺師の話なのですが、とってもひどい話なので、経営されている方は記憶に留めておいてください!
あるサロンのオーナー様から、震えた声で電話がありました。
何でも、ニキビ対応のコース契約をしたのに、日に日に状態が酷くなり、それに怒った彼氏が契約者と一緒にお店に怒鳴り込んできた!とのこと…。
「今どこにいますか?
もう移動していますか?
まだ○○(この地区)にいるのなら
直ぐ戻ってきて助けて欲しい!」
いつもなら隣の県に移動する前に立ち寄るお店でしたが、その日に限って午前中そのお店に立ち寄り、午後から近隣のサロンさんを回っていたため、幸か不幸か近くにいましたので、とりあえず私はお店に行くことにしました。
カランカラ~ン
いつものようにドアを開け中に入ると、いきなり睨みつけてくる輩が…。
柄シャツで、いかにも(ヤク〇)というにいさんと、その隣でそわそわしているニキビ顔の娘が一人…。
※女性経営者が怖がられるはずです…
「どうなさいましたか?」の問いかけに…「なんやお前は!」といきなり凄んできました。
「私はこのお店に商材を卸している者でして、宜しかったらご事情をお聞かせ頂けないでしょうか?」そう申し出ると、
「ここでニキビが治るって言うからこいつ(女性)金払って通ったわけ!でも、治るどころかこの通り酷くなってんじゃねーの!わかってんのかよ!これどうしてくれるわけ!」と一方的に凄んできます…。
私はその時点で、隣の女の子の様子をみてあることに気づいていたことと、その子の良心の呵責を感じ取ることができました。
そして、それは当たっていたのです。
優れた基材も提供し、お手入れ方法も私自身が指導しておりましたので、確認までに先生にお尋ねしました。
「先生!いつから何回、どのようにお手入れなさったのですか?」と、形式的に伺いながら、彼女に核心の部分で迫るタイミングを図りました。
もちろん、言い方を間違えると大変ですので、慎重に話を組立てていきました。
「お客様!皮脂分泌が激しい方への「逆療法」としてオイルを使うことも有りうると思いますが…今日はお顔にオイル(油)を塗っておられるのですか?」
※これはカマカケ(探り)で言ったに過ぎませんが直ぐに反応がありました。
お客様→「いいえ」
「ということは、今お顔に浮き出ているのはご自身の脂(皮脂)ですね!」
お客様→「はい」
「では先生!最初にカウンセリングに来られたときも今と同じような皮脂量でしたか?」
先生→「いいえ、皮脂は少なめだったかと…」
(乾燥した状態だがニキビがある…)
「通い始めて皮脂が増えていったということですか?」
お客様→「そうです」
「なるほど、少し分かりました!もし違っていたらお教えください!」
※異常なまでの脂の浮き上がり方をみて…
「お客様!【抗脂漏薬】脂を止めるお薬を飲まれたことがありませんか?」
お客様は急に赤面して彼氏の方を覗き見し、その瞬間、確信しました。
「分かりました!これは警察に相談しましょう!先生ひとまず110番なさってください!」
と言った瞬間、彼氏さんは「どういうことだよ!何で警察呼ぶんだよ!」と凄んできます(がしかし、最初の勢いはありません)。
「カウンセリングでお薬のことをお話しされていませんね!先生聞かれていますか?」
先生→「いいえ」
「それでいて、状態が悪くなったと代金の返還を申し出たり、あるいは賠償を求めるなどということがあれば、これは詐欺になりますので…警察に相談しないと病院のことまで調べようがないですので…」というと…しばし沈黙し…一息ついて、彼女の手を掴み帰ろうとする彼氏さん。
いやいやと引き留めて、まだ終わっていないのでと告げると…「金返せとか言ってねぇし…」と睨み返してきましたので、それでは何をしにここへと問い返すと
「知るか!」と吐き捨て逃げるように出ていきました。
それ以上関わりたくもありませんし、追い掛けませんでしたが。
それにしても…世の中、本当に色んな人がいますね。
全部聞こう!全部告げよう!カウンセリング!ですね。
