健康食品の表記も以前に比べずいぶん厳しくなりました。
とはいえ、それでもまだまだ甘い!!
私はそう思っています。
その一つが、昨日書きましたソフトカプセル製品の油の含有率であったり、錠剤(打錠ともいう)製品の成分含有率だったりします。
こっち(錠剤タイプ)の方がよく知られていると存じますが、いかがでしょう?
錠剤の「だんご率」。
この【だんご】とは、錠剤としての形を保つための繋ぎ役。
つまり、有効成分とはほぼ無関係の結着だんご(賦型剤)のことです。
もちろんこれは必要ですし、要は出来上がった製品の能力が高ければいいのです。
しかし、売れている製品、流行っている製品をただ表面的に真似て、ホンの少量だけ成分を配合し、広告でどんどん誇張表現する。
何の理念も方針もなく、ただ売ることだけに長けた会社もあります。
それでも嘘っぱち商品は結果的に売れなくなりますが、その間お客さまは効果のない製品を買わされ、真面目に商品開発している会社は
世間から疑われるようになってしまいます。
今でもその類の商品はたくさんあります。
例えば、ダイエット成分で有名になったLカルニチン。
これなどは薬として承認している国もあるわけでして、一日の摂取量も判明している成分です。
しかしながら、【Lカルニチン配合】と謳っているくせに、含有量が必要摂取量に程遠い。
そんな商品が未だにあります。
それでも、どれだけ配合しているか表記義務がないため(薬ではないので…)書かなくてもいいのです。
つまり知識が無い人は、簡単に騙されるというわけです。
- 効果が期待できる
- 実際に一定の効果が得られる
そんなサプリメントであるならば、たとえ錠剤の中身が「だんご90%、有効成分10%」でも一向に構わないのです。
しかし
- だんごだらけ
- 含有量はどれも少量(配合の跡だけ残す)
ただ、配合しているのは間違いないので、広告宣伝に大きく成分を記載する。
そんな会社もたくさん存在しているのです。
製造ロッドは500個、なかには100個でも、OEMできる工場もたくさん存在します。
ほんの少しお金を出せば、誰でも簡単にサプリメントを作れるのです。
こんな実情だからこそ…
だんご ○% 成分 ○% 計100%
という表記義務が課されるようになるといいですね。
※期待の成分が何%配合されているか
※何mg配合されているのか
※試験成績書(成分分析資料)は存在するか
など確認できるよう法整備して欲しいものです。
ちなみに自分で作る場合、物(成分)に依りますが、だんごもソフトカプセルもできるだけ使わないようにします。
だから、粉だったり、飲料だったり、ハードカプセルだったりします。
飲み易い・飲み難いは二の次と思っています。
効果をひたすら追いかける設計を優先します。
関西のあるサプリ工場の営業マンとイシワタの対話。
イシワタ → 薬局に並んでいる○百円サプリ、おたくの工場の製造らしいですね!?
工場 → そうです
イシワタ → よく原価が合いますね?
工場 → 合うも合わないもないですよ。指定された値段で納めるだけです
配合はどれもお印程度(微量添加)、成分のランクはイシワタさんの想像の通りです!アハハ!
イシワタ → …(心の叫び → 終わった)
