高崎山のお猿さんの花粉症話つながりで、今回は化学肥料と農薬野菜についてのお話。
最近では、オーガニックとか減農薬とか、より自然な作物に注目が集まる気運が高まっています。
本音としては、これまで行政は何をしていたのか?と、思わず言いたくなりますが、いい方向に向かっているようなので良しとしなければならないと思います。
なぜならば、難病・奇病の原因との一つとして、化学肥料や農薬も問題視されるようになってきたからです。
作物の、「形、大きさ、色」この3つが整い、「虫食いが無い」これらの条件が整わなければ店頭に商品として並べられない!
これが全国にスーパーが出来始めて、45年余り現在でも続いている大原則です。
農家さんとしては、化学肥料や農薬を使わざる得ない状況が続いてきたのです。
中でも、虫食い防止に農薬を使用することは一般の方もよくご存知ですが、今日は【化学肥料】に着目してください!
この化学肥料!どんなところが便利かといいますと、たとえ土が肥えていなくても、これがあれば野菜ができあがってしまうところです。
ではいったい化学肥料の中身は何なのかといいますと、野菜や果物にとっての三大栄養素!「リン・窒素・カリウム」なのです。
人間で言うところの、たんぱく質・脂質・炭水化物です。
だから、野菜がすくすくと育つわけですが、ここには【大問題】が潜んでいます。
ちょっと人間の食事に置き換えてみましょう!
「三大栄養素はしっかり食べた」しかし、食物繊維やビタミンやミネラルが不足する食事を続けていた。
すると、体調を崩しやすくなっていくでしょう。
なぜならば、体内での化学変化に必要な材料が不足しているからです。
では、野菜ならどれでも大丈夫かといいますと、野菜も人と同様に目に見えない病気にかかっているかもしれません。
なぜなら、化学肥料があるがために本来100種前後あると言われる、土中の元素の大半をほぼ吸収せずに大きくなるからです。
つまりこれは、人間にとっての微量栄養素と同じです。
野菜は化学肥料が蒔かれることで、リン・窒素・カリウムの三大栄養素だけを効率よく吸収するようになります。
その結果、野菜の姿かたちは立派になりますが、本来吸収するはずの元素をほとんど含んでいない野菜が出来上がり、酵素が不足していたり、元素が不足していたり。
本来、野菜に期待されている栄養が空洞になる可能性が高まるのです。
人間で言えば、現代っ子のように肉と牛乳などで体格は欧米化してきたようですが、運動能力は20年前と比べると著しく低下しているといった状態です。
体格は立派になりましたが
◆力が弱く
◆かけっこも遅い
◆悲しいことですが奇形児も増え
◆奇病・難病も増えているそうです
もちろん、加工食品中の添加物や環境そのものも影響していると考えられ、農作物だけが問題ではないのですが、原因のひとつと捉えても間違いではないようです。
栄養学の本などには、この野菜にはこんな栄養が含まれています!などと書いてありますが…
・土壌そのもの
・肥料の種類
・農薬の散布状況
これらの諸条件によって、本に書いてある栄養とはまったく違う作物が出来上がってしまうというわけです。
こんな農法を外国にまで広げ、化学肥料を輸出しているとも聞きますが、果たしてそれでいいのでしょうか。
悩ましい問題だと思います。
ちなみに…私の田舎では、野菜・果物などの生ゴミからの堆肥や人糞などが肥料でした。
本来はそれでいいのだと思いますが、衛生的ではない、そんな声も聞こえてきそうですね。
野菜の見た目も中身もいいに越したことはありませんが、野菜の姿形をした野菜のお化けにだけはご用心です。
せめて農薬だけでも、しっかり洗って食べましょう。
