基礎化粧品の命といえば洗顔料になりますが、
- メイクや汚れが落ちる⇔落ちない
- 泡切れ良い⇔悪い
- 使用感が良い⇔悪い
- お値段が手ごろ⇔高い
これらが一般的な購入基準だと思います。
あとは、肌トラブルなどが出なければいいと思います。
しかし、そうはいってもどうしても気になるのは、長く使用して後になって現れる不適合症状です。
肘の裏とか上腕の内側とか、これらを使ってパッチテストというのを行うと、これから使用しようとする商品中の成分にアレルギー反応を起こすかどうか大まかに分かりますが、問題は半年後、いえ一年後に現れるアレルギー症状です。
なぜ、こんなことが起こるのかといいますと…その間、肌が耐え忍んでしまい、限界まで耐えて、耐えて…もうだめだ~~~!!というところで、ブツブツや湿疹を作って大きな叫び声をあげるのです。
パッチテストでいきなりアウトにならず、耐えに耐えてその後爆発した方の場合、痛手が大きくなってしまうのです。
こういった種類の大事故は、敏感肌の人より日頃、肌が強いと思っている方に多いのです。
弱い人は直ぐに反応しますから、逆に蓄積型の爆発にはなりません。
使って悪かったら即中止して、2週間ほど安静にすれば直るでしょう。
※病院に行かれることをお勧めします
しかし、溜め込んで爆発したものは簡単には治らないのです。
20代や30代になって突然、顔中に吹き出物や赤みが現れ、それが常態化してなかなか治らず「なぜこんなことになったのか??」「自分はアレルギーになったのか?」と悩んでいる人がおられますが…
実は、常日頃から愛用していた化粧品が犯人だった!ということもあるのです。
だからこそ、「メイク落ち・汚れ落ち・泡切れ・しっとり感・安い」これらも大事ですが、その前に安全性が重要になるのです。
これらが分かってくると、まずクレンジングや洗顔の機能をいう前に「化学物質が多い⇔少ない」という部分で安全性を見極めていき、次に機能を追い求めていくようになるのです。
洗顔料や洗濯洗剤などは排水から川に流れ海にたどり着きますが、そのときに自然界に受け入れられる率(分解される)、これを「生分解性率」といいます。
つまり、生分解性率が高いほど自然に優しい、ひいては人に優しいという事になり、その条件を引き出すためには、天然成分をより多く使用しなければなりません。
しかし、そこを目指せば目指すほど、コストは高くなります。
洗顔料は基礎化粧品の命ではありますが、いい物・いい製品という定義において非常に難しいものがあります。
機能だけを考えれば、薬剤でいかようにもごまかせるはずです。
ただし、たとえお肌が強い方でも、長く使用なさった場合を考えると、「機能だけを追いかけてはいけない」そんな結論になるはずです。
かといって、たとえ安全でも、メイクが落ちないクレンジングも困りますし、汚れが落ちない洗顔料も困ります。
完璧な商品などないのでしょうが、欲張りな私にとってこれは常に大きな問題です。
