今回は、早発閉経 (そうはつへいけい)についてです。
早発閉経は、43歳未満で、それまであった月経がなくなる状態をいいます。
若くして卵巣機能が低下し、女性ホルモンが不足するため、女性ホルモン欠乏症状が早期からみられます。
更年期障害様症状、 骨粗鬆症、 生殖器の萎縮、 それに伴う性交痛、 皮膚の衰えなどが主な症状です。
ほてりや発汗、動悸、気分の落ち込みなどがみられることもあります。
卵巣の中には将来排卵すべき卵子がありますが、その卵子が若くして失われる、あるいは卵子があっても発育が障害されることで卵巣機能が低下します。
ただし、若い女性がダイエットや強いストレスなどにより長期間月経が止まることもありますが、この場合は卵巣機能が保たれていることが多いとされています。
どちらであるかは、血液中のホルモン検査によって判定します。
早期に診断し、必要に応じてホルモン補充療法を検討することが重要です。
【早発閉経の原因】
原因は不明な点が多いのですが、 考えられる原因は下記の項目です。
- 染色体異常: ターナー症候群、ダウン症候群、 性染色体異常、 常染色体異常 (優性遺伝) など
- 卵巣の放射線被爆
- 抗ガン剤による卵巣障害
- 自己免疫疾患のひとつ
