今回は、子宮内膜増殖症(しきゅうないまくぞうしょくしょう)についてです。
月経血は、 妊娠していない場合に子宮の内膜がはがれ落ちてきているものです。
子宮内膜は、 卵巣の卵 (卵胞)から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)の影 響で妊娠しやすいように分厚くなる (増殖する)のです。
このエストロゲンの作用が異常に強いか、エストロゲンの作用は普通でも子宮内膜 が異常に反応するかで、 子宮内膜の増殖が過度になり、内膜が異常に厚みを増し た状態を「子宮内膜増殖症」といいます。
[子宮内膜増殖症の症状]
月経の量が多い、 不正出血、 月経異常(排卵していない、月経不順など)などの症状がある場合もあります。
[子宮内膜増殖症の原因]
主にエストロゲンの作用が異常に強く出てこの病気になるのですが、 そのような状態になるのは以下のような原因が挙げられます。
- 月経異常、たとえば月経不順、 多嚢胞性卵巣症候群など
- 肥満
- 閉経後のホルモン補充にエストロゲン剤のみを服用
従って正常に月経があるときには起こりにくいのですが、 ホルモンに異常が無くても起こる場合も稀にあるともいわれています。
